医療法人 熊本歯列矯正センター >
矯正豆知識 >
ダイアデントって何? ~虫歯になりかけた歯を回復させます~
ダイアデントって何? ~虫歯になりかけた歯を回復させます~
虫歯になりかけた歯を回復させます。
ダイアデントという薬は本来歯と歯ぐきの境目などがしみるのを緩和する目的で使用されますが、主剤はフッ化ナトリウムで虫歯予防や虫歯になりかけた歯を回復させる(再石灰化といいます)のにも有効な薬品です。
主に白濁部(他の所より白くなり、虫歯になりかけて いる部分)にダイアデントを塗布して再石灰化をうながします。
再石灰化とは…
白くなって一度脱灰(だっかい)してしまった歯に、リン酸カルシウム塩が沈着して元の歯に修復しようとする現象のことです。
白くなっている所(上の前歯2本)が虫歯になりかけた部分です。
ダイアデントを塗った写真です。
これを5~6回繰り返すことにより再石灰化を促進させることができますので、当センターでは必要と思われる患者さんにお勧めしています。
なお、矯正治療中の虫歯予防処置の一環として行っていますので、ダイアデント塗布に関する特別な費用は必要ありません。
注意点
- 塗った後4~6時間は食事、喫煙を避ける。
- 24時間歯に付着させるため、その間その部分の歯磨きは避ける。
- 剥がれてきたり、歯みがきで落ちたものは飲み込まないようにし、必ず吐き出す。
