固定式装置(含半固定式)

Lingual Arch(リンガルアーチ)
ワイヤーの弾線を利用して歯を動かす半固定装置。保隙装置としても用いられます。

リンガルアーチ

<メリット> <デメリット>
簡単な装置で装置が目立たず、局所的な歯の移動(転位、傾斜、改善)や保隙(ほげき)、保定に有効。 弾線やバンドに慣れるまで違和感を感じる事がある。ブラケット装置に比べ3次元的に歯をコントロールする事は出来ない。

Lingual Distalizer(リンガルディスタライザー)
主に非抜歯(歯を抜かない)ケースで臼歯の後方への移動に用いられます。ヘッドギアの代わりになる装置。ヘッドギアと一緒に使うとより効果的です。

Lingual Distalizer(リンガルディスタライザー)

<メリット> <デメリット>
ゴムの力を利用し継続的に臼歯へ力を加えるので、ヘッドギアの様に患者様の協力度(使用時間)に左右される事なく審美的にも優れる。 矯正用インプラントの植立が必須となり小外科的処置を要する。ワイヤーやバンドに慣れるまで違和感を感じる事がある。

Porter appliance(ポーターアプライアンス)
上,下の歯列の幅を拡大するために用います

Porter appliance(ポーターアプライアンス)

<メリット> <デメリット>
ループ状に屈曲したワイヤーの復元力を利用し、継続的に歯列幅径を広げる効果を得られる。 ワイヤーやバンドに慣れるまで違和感を感じる事がある。

 Expansion Screw(エキスパンション スクリュー)
スクリュー装置の中央の部分にレンチをはめ込み、ノドの奥に向かって約90度回転させて上顎を拡大する装置。

Screw expansion(スクリューエキスパンション)

<メリット> <デメリット>
スクリューを回転させる事により確実に一定の量だけ上顎を拡大する事が出来る。 違和感が大きく、会話や摂食に支障をきたす事がある。患者様自身でレンチを使用しスクリューを回転させて貰うためやや困難さを伴い、協力がないと全く効果が得られない。

Molar Depressor(モーラーディプレッサー)
上顎の臼歯を圧下させる装置。主に開咬ケースや下顎が後ろに回転した上顎前突(出っ歯)ケースに使用します。

Molar Depressor(モーラーディプレッサー)

<メリット> <デメリット>
ワイヤー治療だけでは得られない臼歯部の圧下をゴムの力により継続的に発揮させる事が出来る。 矯正用インプラントの植立が必須となり小外科的処置が必要。

リンガルブラケット
舌側矯正装置。従来のように装置を歯の表側につけるかわりに歯の裏側につける方法で、矯正をしていることが人目につきにくい装置。(写真はハーフリンガル装置(上が裏側、下は表側)です。)

リンガルブラケット

<メリット> <デメリット>
審美性(見た目)に優れ、他人に認識されにくい事から見えない矯正装置とも呼ばれる。 歯の裏側に装置を着けるため舌感が悪く、発音もし難い。通常の表側につける装置による治療に比べ治療費が高い。

可撤式矯正装置(取りはずし式の矯正装置)

Tooth positioner(トゥースポジショナー)
固定式の矯正装置を外した直後に使用して仕上げを行うための装置。
一定時間、かみしめて疲れたらリラックスするという練習をしてもらいます。
患者の協力が得難いため現在ではあまり用いられていません。

TP(トゥースポジショナー)

<メリット> <デメリット>
矯正治療後の軽度の修正が可能。修正後はそのまま保定装置として使用出来る。 違和感が大きく、患者様によっては嘔吐反射が起きる事もある。装着時間が短いと効果が得られない。

クリアアライナー
マウスピース矯正装置の一つ。歯に固定式の装置を装着する従来法と違い、着脱可能な透明のマウスピース(アライナー)を用いますので、目立ちませんが本人が使わなければ全く効果がありません。
現在のところ適応症例はかなり限られていて、すべての症例に適用できる装置ではありません。

クリアアライナー

<メリット> <デメリット>
軽度の歯の移動が可能。半透明の装置なので目立ちにくく審美性に優れる。 適応症が限られている。患者様の使用時間が短い場合、効果が得られにくい。

 

保定装置

Fixed Retainer(フィックスドリテーナー)
固定式保定装置。当院では上,下額とも第一選択肢として本保定装置を用いています。

Fixed Retainer(フィックスドリテーナー)

<メリット> <デメリット>
歯へ直接接着する為、患者様に着脱の負担がなく、装置が脱離しない限り、後戻りのリスクが低く審美性にも優れる。 装置周りの磨き残しにより、虫歯や歯肉炎のリスクが高くなる。(定期的なクリーニングにより予防可能)

Begg type Retainer(ベッグタイプリテーナー)
最も一般的に使われている可撤式(取りはずし可能)の保定装置。
唇側線が全歯牙を囲い込む設計のため、wrap around typeリテーナーとも呼ばれます。

Hawlay type Retainer(ホーレータイプリテーナー)

<メリット> <デメリット>
可撤式(取りはずし可能)なので自ら清掃でき、清潔な状態を保ちやすく、虫歯や歯肉炎などのリスクが低い。 決められた装着時間を守らないと後戻りのリスクが大きい。使用するワイヤーが太いため審美性に劣り、プラスチック部分が口蓋を覆うため慣れるまで話しづらく違和感が大きい。

Invisible Type Retainer(ソフトリテーナー)
可撤式保定装置の一種。当院では固定式保定装置(Fixed Retainer)を外した後に使用して頂いています。
目立たないため患者様の受けは良いのですが熱に弱い、はめたまま摂食出来ない、耐久性がない等の欠点があります。

Invisitain(インビジテイン)

<メリット> <デメリット>
可撤式なので自ら清掃でき、清潔な状態を保ちやすく虫歯や歯肉炎などのリスクが低い。また半透明の装置なので目立ちにくく長時間の使用が可能。 熱に弱く、装着したまま摂食出来ない。耐久性は2~3年程度。

矯正用インプラント(Orthodontic Anchor Screw) 小さなねじのようなものを顎の骨に植立して歯を動かすための固定源とします。矯正治療期間だけ使用し、治療終了時には撤去します。
植立するのに要する時間は10分程度かかりますが、はずすのは1分程度ではずせます。注射による麻酔をしてしまえば処置中の痛みは殆どありません。

矯正用インプラント(Orthodontic Anchor Screw)

 

インプラントについての詳細はこちらのページをご覧ください。

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