矯正治療を始めていよいよ歯の表面にずらりと装置が付く日・・・ドキドキですね。

一本一本、正確な位置に装置を接着するため、患者様はしばらくお口を開けたままになります。というのも装置接着時にだ液(つば)は大敵。

しっかり歯を乾燥した状態でないと装置がよく付きません。だ液を付けないようにお口を開けたままにするには、専用の器具を使用します。唇や頬の内側が歯に触れてだ液がつかないようにするためです。

この目的のためにこの度、当院では「オプトラゲート」というヨーロッパで新しく開発された器具を使用する事になりました。

これは従来の器具と比べると軟らかい素材で出来ていて、唇を広げる能力に優れています。

 

オプトラゲート

個別包装されていて、一人一人使い捨てですのでコストはかかりますが、とても衛生的です。

 

オプトラゲートをセット

オプトラゲートをセットしたところ。素材が柔らかいのでよく伸縮し、奥の方までアクセスし易くなりました。